まず図2のグラフを見て下さい。
炭素粉末の量を増やすほど、試験管Aの中の物資の質量が減ることが分かります。
これは、炭素と酸化銅中の酸素がが結びついて、発生した二酸化炭素が試験管Aから出ていくため、出ていった二酸化炭素の質量の分、試験管Aの中の物資の質量が小さくなっているからです。
しかし、炭素粉末を0.45g以上加えても、試験管Aの物資の質量はそれ以上減らず(4.8gより減らない)加えて加熱した炭素粉末の分だけ、質量が増えていることがわかりますね。
したがって、炭素粉末を0.4g加えたときに、酸化銅と炭素が過不足なく反応して、銅が4.8gできます。
また、試験管Aの中には、完全に還元された銅と、反応しないで余った炭素粉末が残っています。余った炭素粉末は、
0.75−0.45=0.30〔g〕です。
【答】銅が4.80g, 炭素が0.30g
備考
還元)ある物質から酸素が奪われる反応、ま
たは、水素と化合する反応のこと。
なぜ銅ができるの?
酸化銅と炭素を加熱すると、炭素が炭素と結びつき、二酸化炭素になります。これは、銅よりも炭素の方が酸素とくっつきやすいためです。その為、酸化銅から酸素が離れ、銅ができます。
こんな感じでよろしいでしょうか?
誤字はお許しください。
ちなみに自分は中学3年生です。