0.005
118. NaOH 純度 少量の塩化ナトリウムを含む水酸化ナトリウム5.0gを水に溶かして200mLに
した。 このうち10.0mLをとり, 0.50 mol/Lの塩酸で中和したところ, 12.0mL が必要であった。 この水
NaOH + H
酸化ナトリウムの純度は何%か。
0.50mol/L、12mL中のHel
12
6
0.50×1000
1000
○よって NaOH (10mL)には
。
6.0×10.3mol含まれてる
6.0×10mol
119. 混合物の中和
(1) 0.10 mol/Lの塩酸と 0.10 mol/Lの硫酸を合計 35mL とり, 0.10mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液で
中和したところ, 45mL を要した。 最初にとった塩酸, 硫酸はそれぞれ何mLか。
[HOLM)
%
HOMS
塩酸:
mL 硫酸:
mL
(2) 水酸化ナトリウムと水酸化カリウムの混合物が2.3gある。 これを水に溶かし、1.00mol/Lの塩酸で中
和するのに 50.0 mL が必要であった。 混合物中に水酸化ナトリウムは何g含まれていたか。
NaOH = 40.0, KOH=56.0
第5章
32 第5章 酸と塩基の反応
(1) Ca(OH)2 (式量74) は2価の塩基であるから,塩酸が
x [L] 必要だとすると,
1×2.0mol/Lxx [L] =2×
HCI の物質量
x=0.050L=50mL
(2) 水に溶かしたアンモニアは
3.7g
74 g/mol
Ca(OH)2の物質量
1×0.50mol/L×
1.12L
22.4L/mol
中和に用いたのは,その
mol であるから, 塩酸がy [L] 必要だとすると,
1×0.10mol/Lxy [L] = 1×0.00500mol
HCI から生じる HT
NH3 が受け取る H+
12.0
1000
-=0.0500mol。
y=0.050L= 50mL
[補足] Ca(OH)23.7g を溶かす水の量が何mLであっても、
Ca(OH)2 から生じる OH の絶対量は変わらないので、必要な
塩酸の量も変わらない。 したがって, 計算式に水の50mLの
値は表れない。
HCI から生じるH+
10mL
100 mL 10
2 弱酸や弱塩基は電離度が小さく, 水溶液中のH+, OH-の
量は少ないが, 中和によりH+, OH が消費されると,さらに
酸 塩基が電離し中和に用いられるので, 結局すべての酸塩
基が反応する。 したがって, 酸 塩基の中和の量的関係は、
酸塩基の強弱に関係なく成りたつ。
118 96 % : L (HOO + OPHE
反応に用いた水酸化ナトリウム水溶液の濃度を x [mol/L]
とすると、 中和の関係式 acV = bc'V' より,
CHO
の 0.00500
1×0.10mol/Lxx [L]
HCI から生じるH*
10.0
L=1xx [mol/L] x- -L
1000
NaOH から生じるOH-
x=0.60mol/L
この溶液10.0mL中のNaOH (式量40) の質量は
40g/mol×0.60mol/Lx -L= 0.24g
10.0
1000
中和反応に用いたのは, 200mL調製したうちの 10.0
mL なので, NaOH 全部の質量は,
200mL
0.24g×
-=4.8g
10.0mL
よって, 水酸化ナトリウムの純度は,
4.8g
5.0g
-X100=96 (%)
補足
純度は「不純物を含む水酸化ナトリウム」 中の 「水」
酸化ナトリウム」 の割合である。
119
(1) 塩酸 25mL 硫酸10mL (2) 1.20g
(1) 最初にとった塩酸を x 〔L〕 とすると, 硫酸は
(0.035-x) [L] になる。 (酸の価数×物質量) の総和
=(塩基の価数×物質量) の総和 より,
+2×0.10mol/L×(0.035-x) [L]
H2SO から生じるH+
45
L
1000
_1×0.10mol/Lx-
NaOH から生じる OHT
x=0.025L=25mLHV
硫酸は, 35mL-25mL=10mL
(2) NaOH KOHも1価の塩基であるから, NaOHをx
[mol], KOH をy [mol] とすると,
質量の関係より
40.0g/molxx [mol]+56.0g/molxy [mol]
NaOH の質量
KOH の質量
=2.32g
中和の量的関係より,
1×1.00mol/L×
HCI から生じる H+
1xx [mol]
NaOH から生じるOH-
=
120 (1) 0.150mol/L
(2)
①式, ②式より、x=3.00×10-mol
3.001
[×10mol]
40.0g/mol×3.00×10-mol=1.20g
[補足] y=200×10mol で, KOH は 1.12g。
0
1.50
50.0
1000
[×10mol]
0
① Na+
0
-L
+ 1 xy [mol]
KOH から生じるOH-
③ OHT
滴下量 [mL]
1.50
30.0
0 15.0 30.0
滴下量 [mL]
0
② CHICOO
...2
0 15.0 30.0
滴下量 [mL]
(1) 酢酸の濃度を x [mol/L] とすると、 中和の関係式
acV=bc'V' より,
1xx [mol/L]× L=1×0.100mol/Lx
10.0
1000
CH COOH から生じるH*
x = 0.150mol/L
(2) CH3COOH + Na + + OHT
NaOH
CH3COO + Na+ + H2O
CHICOONa
① Na+ は中和反応しないので, NaOH水溶液の滴下
量に比例して増加する。よって, 30.0mL滴下時は,
0.100 mol/LX-
30.0
1000
-L=3.00×10-3 mol
②酢酸は弱酸なので電離度は小さく,最初の
CH3COO の量は0としてよい。
NaOH水溶液の滴下に従い, CH COOH が
CH3COOになり, 中和点 (15.0mL滴下時) まで
15.0
1000
NaOH から生じる OHT
L
増加する。 中和点では CH, COOH がすべて中和
されて CH COOになるため、中和点での
CH3COO の物質量は最初のCH3COOHと同量で
補
さる
12
(1)
(2)
12
(1)
(2)