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たぶん、この図みたいなものをイメージされていたのではないかなと思います。
出題されている図の「ク」は、赤い直線のあたりだと思いますが、ここには、ずれる境界はありますが、広がる境界はありません。
この図では、赤い線が広がる境界、青い線がずれる境界、緑の線が狭まる境界になっています。
赤い線と青い線が交互になっているのは、広がる境界は、ところどころずれていて、そこがずれる境界になっている、ということです。
「海嶺」と呼ばれるところは、赤い線の部分が長くて、青い線がところどころはいっていますね。
このイメージなのだろうと思いますが、出題された部分は、ずれる境界の代表例であるサンアンドレアス断層が通っているところで、海嶺はありません。
ずれる境界の近くには、「必ずしも海嶺があるわけではない」と考えた方がいいですね。
ずれる境界のもう１つの代表例である北アナトリア断層のところにも海嶺はありません。
海嶺は、基本的に「広がる境界」とセットです。
