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問3は、地図上に図示された鉄道路線の数々から、世界的に鉄道の敷設が進んでいたことを示せばよいです。当時は自動車が普及しておらず、人々の移動手段は鉄道が大半を占めていました。当時は欧米諸国はもちろんのこと、ドイツの3B政策(バグダード・ビザンティウム・ベルリンを軸とした開発計画)・イギリスの3C政策(カイロ・ケープタウン・カルカッタを軸とした開発計画)といった世界政策のもとでの資本輸出により、欧米以外の国々でも鉄道開発が進められています。重要なものを挙げるとすれば、アメリカの輸入代替工業化を支えた大陸横断鉄道、フランスの支援でロシアが敷設したシベリア鉄道、3B政策の一環でドイツの後援のもとオスマン帝国が敷設したヒジャーズ鉄道などです。
問4の「資本輸出」とは、A国の会社がB国に鉄道や工場を作るという意味です。上に述べたように、欧米諸国から欧米以外の国々への資本輸出は、世界的な工業化や鉄道敷設を後押ししました。しかし、それは資本輸出された側の現地の産業が育たないまま、資本輸出に依存してしまうことも意味します。資本輸出を通して、欧米諸国は欧米以外の国々を経済的に支配し、事実上の植民地化政策を進めていくことになりました。