まず、不定詞と動名詞の基本を抑えておきましょう。
【不定詞】
動詞を名詞・形容詞・副詞などの他の品詞として働かせることができる準動詞。
種類としては、原型不定詞とto不定詞があり、原型不定詞は動詞の原形be、do、have、goなどを用い、to不定詞はto+動詞の原形を用いる。
【動名詞】
動詞を名詞の働きに変える準動詞。
動名詞の形は動詞にingを付けて用いる。
意味は「~すること」が基本形。
それでは一体何が違うのかを解説していきますね。
【不定詞】
基本的に未来志向です。
未来に起こること、これからあるであろうことを指して用います。
※例文
・He decided to leave the company.
(彼は会社を辞めることを決めています。)
・She remembers visiting this temple.
(彼女はこの寺に来たことを覚えています。)
【動名詞】
基本的に過去に起こったこと、すでにあったことを述べる際に用いるものです。
※例文
・My hobby is watching films.
(私の趣味は映画鑑賞です。)
・She has finished writing his thesis.
(彼女は卒論を書き終えます。)
また、動詞によって使い分けがあります。
① 目的語に不定詞しか使えない動詞
② 不定詞と動名詞のどちらも使えるが、それぞれ意味が異なる動詞
③ 目的語に動名詞しか使えない動詞
この①〜③を核を意識して覚える方法や暗記して覚える方法など様々ありますが、自分に合った覚え方で暗記していきましょう。
①か③はどちらか一方だけでも抑えておくだけで、有利になるでしょう。
①で使える動詞
hope「望む」
plan「計画する」
wish「願う」
want「欲しいと思う」
decide「決める」
promise「約束する」
expect「期待する」
agree「同意する」
refuse「断る」
②で使える動詞
begin「始める」
start「始める」
continue「続ける」
like「好き」
love「大好き」
prefer「~の方が好き」
hate「ひどく嫌う」
dislike「強く嫌う」
dread「恐れる、怖がる」
can't bear「〜するに耐えない」
can't stand「我慢できない」
bother「わざわざ〜する」
neglect「おろそかにする、怠る」
propose「提案する」
intend「意図する」
③で使える動詞
mind「気にする」
enjoy「楽しむ」
give up「諦める」
admit「認める」
finish「終える」
escape「避ける」
postpone (put off)「延期する」
stop「やめる」
deny「否定する」
avoid「避ける」
(→僕は頭文字を取って「メガフェスだ!」で覚えました笑)