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赤道上=0°
赤道の南中高度は、例えば春分・秋分は、90−0°=90°です。緯度が高いほど南中高度は低くなるので、北緯35°の地点ではもう既に赤道よりも35°南中高度が低くなっています。
赤道上では恒星A=55°が見えた。北緯35°の地点では35°分南中高度が低くなるんでしたよね?
なので55−35=20°です。
恒星B=20°でも同じです。
35°分低くなるのですから、20−35=−15°
ですので恒星Bは北緯35°の地点から見える範囲にはありません。
したがって、記号はオです。
真北に観測される高度35°の恒星
⇨“真北に”観測される恒星=北極星
北極星はとても遠くにあるのでどこに立っても平行です。
そして、北極星は回転の中心で動きません。(たまたま地軸をのばした先が北極星だったので中心になり、動かない)