xとyが比例関係にあるときは、
y=axという式にすることができ、aがその式の比例定数を表しています。
XとYの変域はそれぞれ、
2<=x<=5, p<=y<=-4となっています。
実際にグラフを書いたら分かりやすいですが、比例のグラフは必ず原点を通ります。この場合、xが2〜5の時にy=-4を通らないといけないので、グラフは右肩下がりになります。xが大きいほどyが小さく、xが小さいほどyが大きくなるということです。
つまり、yが1番大きい-4であるときはxは1番小さい2になります。
これらの情報をy=axの式に当てはめると、
-4=2aとなり、a=-2だと求まります。
したがって、この問題の比例式はy=-2xという式だったのです。
最後に、y=-2xにx=5を代入して、y=-10となるので、p=-10となります。
反比例の場合も、グラフを書くと分かりやすいです。
この場合、Xもyも共に正の数なので、比例定数は正になります。
反比例はxy=aと表すことができ、
x=3の時、y=6なので、a=3×6=18
となります。
したがって、x=6の時は、p×6=18となり、p=3となります。