問1,3,4があってますよ。
問2 答えは①⑤ですよ(答えは2つと書かれてますよ)。
問題文にも書かれてますが、Aという弁が開くのは、心房の内圧が心室の内圧より高いときです。
どういうことか、詳しく説明します。まず、正常ならどの弁も基本は逆流を防ぐために閉まってます。
※ちなみに、写真の左のAは三尖弁、右のAは僧帽弁と呼ばれます。
全身から帰ってきた血液はまず、右心房に流れます。
すると、右心房の内圧が上昇するから右心房の内圧が右心室の内圧より高くなります。
右心房の内圧が右心室の内圧より高くなるから、その間にある三尖弁は右心房にある血液の圧力で押されて、
開きます。そうすることによって、血液は、右心房から右心室に入ります。
※右心房の内圧と右心室の内圧が等しいときは、弁は下からも上からも同じ力で押されるから閉じてます。
(右心室と右心房の内圧が等しくなると三尖弁は閉じて、逆流を防ぎます。)
右心室には血液が入ってきたから、肺動脈rより圧力が高くなるから、
肺動脈弁が開いて肺動脈、肺に血液が入っていきます。
(右心室と肺動脈の圧力が等しくなると肺動脈弁は閉じます)
肺に行った血液は肺静脈sに行くから、左心房よりsの圧力が高くなる。
よって、肺静脈弁(図にはない)、血液は左心房に行きます。
すると、左心室より左心房の圧力が高くなるから、間にある僧帽弁は開いて、血液は左心室に入ります。
すると、左心室の圧力が大動脈の圧力より高くなるから、大動脈弁は開いて血液は大動脈、全身、へと行きます。
とにかく、Aは心室より心房の圧力が高くなるとき、(心房の圧力に押されて)開くのです。
図2で心室より心房の圧力が高くなっているのは、Ⅰ、Ⅳですよね。
分からなければ質問してください