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生糸は別名シルクです。絹は高級な衣類に使われていました。そしてアジア産(中国産と日本産)の絹糸は白糸とも言われ、当時世界最高峰でした。純白で一点の曇りもなく、綺麗な物だったと言われます。
それ故に絹製品は当時日本のアメリカ向け輸出の主要品の一つでした。そんな中1929年世界恐慌が起こります。その中心地であったアメリカでは一夜のうちに金持ちが一文なしになる程でした。高級な衣類であった絹製品は大不況のアメリカでは一切買われる事がなくなるわけです。これが理由になります。
そして日本ではアメリカで絹製品が売れなくなった事で大変な事が起きます。日本の貧しい農家は農業だけでは生きていけない為様々な副業をしていたわけですが、その一つが蚕を育てる事でした。(生糸(絹)は蚕の繭から作られる。)
そして貧しい農家の娘は紡績工場などで賃金労働者となって働いていたわけです。しかしアメリカで絹製品が売れなくなった結果繭価格は大暴落を起こし、売れもしない絹を作るための紡績工場は稼働しなくなります。そして農村の窮乏が起こり、欠食児童が頻発する様になります。これが農業恐慌です
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