過去のある時点より前のことを表す場合ですね。
例)過去よりも前のこと(大過去)
I found that I had fallen asleep on the sofa.
(私はソファの上で寝てしまったことに気づいた)
I didn’t know that she had bought a house.
(私は彼女が家を買ったことを知らなかった)
例のように、大過去では、
寝てしまった→それに気づいた→今
今、にいる自分が話すのでfound やknow など、
いま気づいた、いま知った、などの過去形が多いです。
質問の本題にうつりますね。
主節が現在の場合、分詞句は過去形にならないのか、という話でした。
主節(現在形)その前起こったこと(過去形)
にしてしまうと、「ただ過去に起こった出来事(事実)を今知っている」となります(状態動詞なので)。
「あぁ、寝ちゃってた!いま気づいた泣」
というやっちゃった感が出ません。
(私は、寝ていたのだ。私はそれに気づいている。となると、なにかSF映画のようになってしまいますね。記憶喪失⁈)
というわけで、大過去の場合、
主節→過去 分詞句→過去完了
が一般的です。
※ただし、例外もあります。
過去より前のことでも過去形を使うことがあります。
①出来事を起こった順番通りにいうとき
My uncle bought a car. He gave it to his son.
(私のおじは車を買った。彼はその車を息子に与えた)
②afterやbefore のような前後関係を示す接続詞を使う場合
She had lunch after she completed the task.
(その仕事を仕上げてから、彼女はお昼にした)