He was born in 2000
彼は2000年に生まれた。
↑みたいな感じで、be bornで 生まれる なんです。
私の例文だと過去形ですが、現在完了形で書くなら
have been born になりますよね。
bornは実は、動詞bearの過去分詞で、
be動詞+過去分詞だから受動態なんです。
ただ、日本語の「生む」という動詞がちょっと特殊なせいで、「生まれる」が受動態と言われても直観的に理解できないと思うんで、
とりあえずbe bornが「生まれる」って覚えとくと良いと思います。
画像の2枚目に書いてますが、
ちょっと踏み込んだ知識が必要ですね。
まとめ直してみますね。
既に言った通り
産む という日本語が分かりにくいので
「出産する」って使い方もあることだし、
ここでは「生み出す」っていう日本語訳にしますね。
正確かどうかわからないけど、大きくは意味は違わないですよね。
過去分詞 borneは
①動詞bearを能動態の完了形で使うとき
・have borne ってことです
②byを伴う受動態でつかうとき
・be borne 【by 人】
「【人 によって】 生み出された」
過去分詞bornは
受動態の形で、by〜を伴わないとき にだけ使う
ここから先は覚えなくても良いことです。
深く知りたくなったら読んでください。
by〜があるときとないとき、何が違うのかというと
受動態の文と一緒に使われるby〜「〜によって」は、
能動態のときの主語を表していますよね。
受動態の文の作り方を勉強する時に絶対習うはずだし、意味を考えてもわかると思います。
・【彼が】〜を説明する→【彼によって】〜が説明される
ってことは、
受動態でby〜が使われるっていうのは、先に頭の中に能動態の文が想定されてるってことの証拠なんです。
こういうときはborne です。
ところが、bear/bornに限ったことじゃないんですが
受動態で使うことが多い表現は、
だんだん受動態としてではなくて、過去分詞を形容詞と同じように見るようになるんです。
例えばI'm pleased with the news とか
pleasedが「喜ぶ」っていう形容詞
でも元々は動詞のpleaseが「喜ばせる」なんですよね。
The news will please him.
「そのニュースが、彼を喜ばせるだろう」
be動詞+過去分詞が受動態だから
be pleasedで「喜ばせ【られ】る」
これを日本語らしくすると「喜ぶ」となります。
the newsは能動態にしたときに主語になるのに、
受動態の形のときはby〜 ではなくてwith〜 を使います。
これはbe pleased っていう表現が
動詞pleaseの受動態としては意識されていない
ということの証拠なんです。
He is clever とかShe is beautifulとかと同じように、pleased が単独の形容詞として考えられているんです。
bornも同じで、
borneではなくbornときは
元々の形だった受動態の意味合いが抜けて、
生まれる(生まれた状態である)というような意味の単独の形容詞として意識されている、ということです。
こんな説明は覚える必要が全くありませんので、
ふ〜んって思ったら忘れて流してくれて構いません。
初めて知りました、、。
bornとborneの使い方の違いって何ですか?