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アフガニスタンはソビエト連邦にとって、安全保障上に要衝という意識がソ連の最高指導者たちにありました。
それを前提として、1979年のソ連軍のアフガニスタン侵攻は、以下の2点の理由によります。
1.アフガンの当時の最高指導者アミーンの排除
アフガンはアフガン人民民主党による共産政権でしたが、その内部のクーデタでトップとなったアミーンの政治能力を、ソ連の指導者たちは疑問視していたようです。
アミーンは反政府運動を全く収拾できず、アメリカに色目を使ったりもしました。
そこでソ連は、アミーンからの軍事介入要請(反政府勢力撲滅のためです)を受けてアフガン侵攻を開始し、特殊部隊を使って真っ先にアミーンを殺害しました。
2.イスラームの反共・反ソ組織「ムジャーヒディーン」の撲滅
ムジャーヒディーンは、アフガン人民民主党による共産政権が成立すると、各地で反政府ゲリラが蜂起し、彼らはムジャーヒディーンを名乗りました。
1979年の春には、アフガンのかなりの地域で、政府に対して優勢に立っていたようです。
アフガン侵攻開始後のソ連軍の相手は、このムジャーヒディーンです。
ちなみに、アメリカはCIAを通じて、秘密裏に(しかも大規模に)、このムジャーヒディーンに資金や武器を提供していたようです。
参考までに、同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディンは、このムジャーヒディーンの一員でした。