イギリスはロシアの南下政策をなんとしてでも阻止しなければならない理由がありました。それは、ロシアが目指す南にあるインド植民地です。クリミア戦争は言い換えればロシアの南下政策戦争なので、イギリスが参戦してロシアと戦うのは納得できるでしょう。
ではフランスはどうしてでしょうか。このことについては、まずロシアがいかなる表向きの理由で戦争をオスマン帝国に吹っ掛けたかというところから見る必要があります(本当の目的は南下政策)。
当時オスマン帝国の領土内にあったイェルサレムですが、もはや瀕死の病人であったオスマン帝国はそこの管理権(聖地管理権)を他国に譲らなければならない状況となったのです。このことについては色々と紆余曲折があるのですが(聖地管理権問題)、わかりやすく言うと、要はフランスをバックとするカトリック教徒と、ロシアをバックとする正教会教徒のどちらが聖地管理権を獲得するのかということになります。
しかし最終的にオスマン帝国は聖地管理権をフランスにあげてしまったのです。そしてこれを見たロシアは、イェルサレムにいる正教徒の安全が保証されないとして、クリミア戦争の開戦を断行したのでした。
要は、ロシアが純粋に聖地管理権問題を解決したくクリミア戦争を起こした訳では無いのですが、結果的に聖地管理権問題がクリミア戦争開戦の口火となったわけです。ですので、フランス側参戦していることにはなんのおかしな点もないです。
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