簡単に説明すると、
アメリカ人が、日本にきてます。その人が人を殺してしまいます。その時に、アメリカの法律で裁く(さばく)ことをいいます。言い換えれば、日本の法律で裁けないということです。
本当だったら、日本の法律で裁きます。ですが、領事裁判権があると、外国人の出身国の法律で裁かれるんです。それがなんで困るかっていうと、
ノルマントン号事件が有名な話ですが、
ノルマントン号事件は、船が水没しました。イギリス人とドイツ人の乗組員はほとんどが救助されて無事だったのに、日本人は全員死亡しました。けれど、船長以外は無罪でした。船長も重い刑ではありませんでした。そんなのおかしいですよね？？
でも、領事裁判権(事件を起こした外国人を、日本の法律で裁くことができない)を認めていたので、日本の法律で裁けませんでした。普通死刑になってもいいくらいなのに、外国がいいようにさばけたから。軽い刑ですませられちゃったんです。
領事裁判は外国人は外国の法律で裁かれる
領事裁判の撤廃は、外国人が外国の法律で裁くことがなくなったという意味になります。
勉強頑張ってください🥰🥰
