過去の解答のコピーにはなりますが、マグネシウムじゃなくて銅でも一緒です。
マグネシウムを加熱して酸化マグネシウムにする実験について、2Mg+O2→2MgOだから、係数比でMg:O2=2:1じゃないの?3:2ではないでしょ?と思うかもしれません。確かにMg原子とO2分子の反応個数の比は2:1になりますが(Mg原子2兆個が反応したら酸素分子は1兆個反応、実際は200垓と100垓くらい)、いくら個数が同じでも1つ1つの重さが違います。同じ10個でも、卓球のピン球10個とメロン10個では重さが違うのと同じです。だから、個数の比を聞かれたら係数比を見ればいいですが、質量比を聞かれたら、中学生は実験データから判断するしかありません。Mg:O2=3:2は有名だし、僕は「原子量」というやつで計算できますが、入試ではちゃんとグラフが与えられるので全然知らない反応でもそこから読み取ります。