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例題 遺伝子と染色体
*メンデルの三法則の内容が理解できた。
二つの遺伝子が独立と連鎖のいずれの関係にあるのか判断できるようになった。
型達員標
ある果樹の,果実の色の遺伝子 (B, b)と果実の形の遺伝子(D, d) の関係を明らかにするた
めに交雑実験を行った。なお, 果実の色は赤色 (BY が優性で黄色(b) が劣性, 果実の形に周平(D)
が優性で縦長(d))が劣性であることが知られている。また, 黄色で縦長の果実をつける個体 Piの
遺伝子型は bbdd, 赤色で扇平な果実をつける個体P2の遺伝子型はBBDD である。Pi と P2を交雑
して得られた雑種第一代(Fi)にP, を交雑したところ,赤·扇平:赤·縦長:黄· 扇平:黄· 縦長
= 18:1:1: 18の結果を得た。
学
問1 交雑結果から,2種類の遺伝子ば連鎖していて, かつ組換えが起こっていると推定される。
(1)仮に,果実の色の遺伝子と果実の形の遺伝子が独立ならば,上の下線部の結果はどうなるか。
(2) 連鎖していて, かつ組換えが起こらない場合は,上の下線部の結果はどうなるか。
問2 交雑結果から推定される, 果実の色と果実の形の遺伝子間の組換え価(%)を小数第一位
まで求めよ。
を
問3 Pと Peの交雑で得られた Fi どうしを交配して得られる雑種第二代 (F2) の表現型の分離比
(赤肩平:赤 縦長:黄 肩平:黄 縦長)を求めよ。
問4 この果樹の果実の色と果実の形の遺伝について,メンデルの「優性の法則」, 「独立の法則」,
「分離の法則」のうち, 成立しているものをすべて挙げよ。