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次に,<実験> を行ったところ, <結果2 > のようになった。
<実験 >
(1) 校庭で育てたエンドウには, 草たけ (茎の長さ) の高い
個体と低い個体がそれぞれあった。
(2) 草たけが高い個体を1本選び, エンドウが自家受粉し、
受精後にできた種子を採取した。
(3) 草たけが低い個体を1本選び, エンドウが自家受粉し、
受精後にできた種子を採取した。
(4) (2) で採取した種子をまいて育て, 成長したエンドウの草
たけを調べた。
(5) (3) で採取した種子をまいて育て,成長したエンドウの草
たけを調べた。
(6) (4)で調べたエンドウの花で、花粉がつくられる前に, や
くを全て取り除いた。
(7) (6)のエンドウの花の柱頭に, (5)で調べたエンドウの花の
やくから採取した花粉を付け, 受精した後にできた種子を
採取した。
(8) (7)で採取した種子をまいて育て, 成長したエンドウの草
たけを調べた。
<結果2 >
(1) <実験>の(4)から, 全て草たけの高い個体 (図4のP)
であった。
(2) <実験>の(5) から, 全て草たけの低い個体(図4のQ)
であった。
(3) <実験>の(8) から, 全て草たけの高い個体 (図4のR)
であった。
うちではどれか。
アイウエ
-7-
子葉の枚数
1枚
1枚
2枚
2枚
アイウェ
図 4 <実験>の模式図
草たけの
高い個体
P
|自家受粉
草たけの
高い個体
R
草たけの
低い個体
〔問1〕 <結果1>の (1)の花のつくりをもつ植物の子葉の枚数と, <結果1>の (2) のように胚珠が
子房の中にある植物のなかまの名称とを組み合わせたものとして適切なのは、次の表のア〜エの
自家受粉
草たけの
低い個体
草たけの
高い個体
胚珠が子房の中にある植物のなかまの名称
被子植物
裸子植物
被子植物
裸子植物
〔問2] <実験>の (7)では, 花粉から花粉管が伸長し, その中を移動する生殖細胞1個の染色体数
は7本である。 花粉管の中を移動する生殖細胞のうち1個と合体する細胞と, 受精卵1個に含ま
れる染色体数とを組み合わせたものとして適切なのは, 次の表のア〜エのうちではどれか。
花粉管の中を移動する生殖細胞のうち1個と合体する細胞 受精卵1個に含まれる染色体数
卵
7本
卵
卵細胞
卵細胞
14 本
7本
14 本