実験 ビーカーにあ 10.0%の塩化銅水溶液 60.0 cm° を入れ,図1の装置を用いて, 電圧を加
図1
えて約30分間電流を流したところ,陰極には赤色の物質が付着し, 陽極では気体が発生
した。陰極に付着した物質をけずり取って薬さじでこすると, 金属光沢が現れたことから,
銅であることがわかった。また, 陽極で発生した気体は, 特有の刺激臭があったことから,
の塩素であることがわかった。
一電源装置
陰極 陽極
00
塩化鋼水溶液
電流計
炭素棒電極
1) 塩化銅の電離のようすは, 次のようにイオン式を使って表すことができる。(
)に入る適切なイオン式を書け。
CuCl2 → () + 2C1
下線部あの水溶液に溶けている塩化銅は何gか, 求めよ。ただし,この水溶液の密度を1.08g/cm° とする。
(3) 下線部のの性質について述べたものとして適切なものを,次のア~エの中から一つ選び,その番号を書け。
ア 気体の中で最も軽い。
ウ 石灰水を白くにごらせる。
(4) 実験において, 電流を流した時間と水溶液中の銅イオンの数の関係を図2のように表したと 図 2
き,電流を流した時間と塩化物イオンの数の関係はどのようになると考えられるか,そのグラ
フを図2にかけ。
(5) 実験において, 陰極に付着した銅の質量が0.60gであったとき,陽極で発生した塩素の質
量は何gと考えられるか,求めよ。ただし, 銅原子1個と塩素原子1個の質量の比が20:11
であるものとする。
(2
イ殺菌作用や漂白作用がある。
ものを燃やすはたらきがある。
エ
銅イオン
0
0
10
20
電流を流した時間(分)
30
g|(3
図2に記入
g
ー古)
メ1水溶液中のイオンの数
5
N