341 音源の移動と波面
「考え方 (1) 各点で発せられた音波の波面は,各点を中心に広がる。
(2) (1) でかいた波面の間隔が波長に等しいことから, 点P, Q で観測される音の波長を求める。
(1) 点A, B, Cで発した音
波の波面はそれぞれの点を
中心に広がる。 音の速さは
音源の速さの3倍だから,
音源が方眼の1目盛り進む
1Q
間に,音波は3目盛り進む。
よって, 点A,B,Cで発
した音波の半径はそれぞ
れ 目盛り 6目盛り 3
目盛りである。 以上から,
現在の波面は右上の図のようになる。
(2) 右上の図の波面は1周期ごとに発せられたものだから,波面の間隔
24=\VTx1 VT
・VT ×4=
3
............
542
.........!
ABCD
小
点Aからの波面
i
点Bから
の波面
点Cから
の波面
Ab
は波長に等しい。1目盛りの長さは1/13 VT だから,点P, Q で観測
される音の波長入p, AQは,
道のり
=VT×2=VT
一速さ×時間
V = F x= v f
3
ve
タニテ
答 上の図
2
答 点P.... VT, QVT
3
19
(2) 補足 一般に
さを us, 音源が発す
の振動数をfとする
音源の前方で観測され
音の波長 X' は,
V-Us
f
X'==
と表される。
(上の式でus を
置き換えると、音
方で観測される音の
になる)
音波の波面
広がるよう