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日本史 高校生

⚠️大至急⚠️世界史の論述の問題です。写真の文章の意味を具体的な事例に即して解説してください という問題です。 …こんな難しいのやって下さる方いらっしゃらないですかね…

【資料】 『民族とネイション一ナショナリズムという難問』 「国民の一体性」という観念は、現実にはそれほど広く分かちもたれたわけではない。しかし、それでもいっ たん「国民国家」という自己意識をもった国家が登場すると、その国家が共通語(国家語)形成、公教育の整備、 国民皆兵制度などを推進し、「国民」意識を育成するようになる。そのような政策がとられ出した後も、「国民 の一体性」という観念は文字通り全国民に共有されるわけではなく、しばしば国民の中での亀裂が問題となるが、 そうした亀裂を出来るだけおおい隠し、あたかも一体性が存在するかの如き外観が整備されていく。このように して成立するのが「国民国家」である。 今見たような流れは、ごく大まかに言えば多くのヨーロッパ諸国に共通のものと考えられるが、実際には一口 に「ヨーロッパ」といっても個別の状況の差違はかなり大きい。あたかもヨーロッパに「純粋かつ模範的な近 代」「純粋な国民国家」があったかのように想定し、非ヨーロッパ諸国の国民形成をそこからの「逸脱」「変 異」「遅れ」等々と見なす見解がしばしば見られるが、実際にはヨーロッパ諸国においても「純粋かつ模範的な 近代」「純粋な国民国家」が実在したわけではない。この点を確認しておくことは、非ョーロッパ諸国について 考える際に、裏在hない模鏡しに題らした「逸賊しを論じるといった側銭を避けるために不可欠である。

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