4 次の問いに答えなさい。
表1は、湿度表の一部、 表2は、気温と飽和水蒸気量との関係を表したものであ
る。あとの問いに答えなさい。
表 1
乾球の
乾球の示度 湿球の示度 [℃]
[℃]
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
5.0 6.0
26
100
92
84
76
69
62
55
表2
気温 [℃]
14
16
18 20
22 24
26
飽和水蒸気量
[g/m³]
12.1
13.6 15.4 17.3 19.4 21.8 24.4
<実験 >
よく晴れた夏の日,
計を用いて調べると,
冷房が効いた実験室の室温と湿度を,乾湿
室温 26.0度, 湿度 62%であった。 この実
ガラス棒
ピーカー
験室で,金属製のコップPに実験室の室温と同じ温度の水をく
温度計
1
3
氷水
金属製の
コップP
らい入れ、図のように, 氷水を少しずつ加えて水温を下げていく
と、コップPの表面がくもった。 氷水を加えるのをやめ、しばら
くコップPを観察すると, ⑥ コップPの中の水温が上がり、表面のくもりがなくなっ
た。 ただし,コップPの表面付近の空気の温度はコップPの中の水温と等しく、実
験室の室温と湿度は変化しないものとする。
1 下線部のとき, 乾湿計の湿球の示度は何℃ですか。
2 下線部⑥で,コップPの表面のくもりがなくなったのは,物質の状態変化によ
るものである。物質の状態変化に着目し, このときに起こった変化を,「水滴」
という言葉を用いて,「コップPの表面の」という書き出しに続けて簡単に書き
なさい。
下線部⑥で,コップPの表面のくもりがなくなった直後の, コップPの中の水
温はおよそ何℃か。 次のア~エのうち、最も適当なものを1つ選び, 記号で答え
なさい。
ア 14℃
イ 16℃ ウ 18℃
エ 20°C
④ 実験を行っている間, 実験室の外の廊下の気温は30.0℃ 湿度は62%であった。
次の文のA,Bの { の中から,それぞれ適当なものを1つずつ選び, 記号で
答えなさい。
実験室と廊下のそれぞれにおける空気中にふくまれる水蒸気の量を比べる
と, A {ア 実験室が多い イ廊下が多い ウ同じである。 また、
実験室と廊下のそれぞれにおける露点を比べると, B {ア実験室が高い
イ廊下が高い ウ同じである)。