2
1
30
解答番号
第1問 次の文章を読み,下の間い(問1~3)に答えよ。(配点 11)
ある植物の花の色には赤色,桃色, 白色があり, それぞれの花色は対立遺伝子 R
とrによって支配されている。対立遺伝子Rとrには優性の法則が成り立たず, R
を赤色の遺伝子,rを白色の遺伝子とすると,遺伝子型 Rr の個体の花の色は桃色
となる。野外の集団から花をつけていない100個体本を,採集しやすいところに生え
ていたものを中心に採集して研究室に持ち帰った。これを集団Zとする。これらの
植物を育てた結果,すべての個体が花を咲かせ,花色が赤色の個体(RR)が 56個体,
桃色の個体(Rr)が28個体,白色の個体(rr)が 16個体であった。
問1 集団Zにおける, 遺伝子rの遺伝子頻度として最も適当なものを,次の0~
ののうちから一つ選べ。
1
0 0.1
@ 0.2
0.3
の 0.4
問2 集団Zで任意に交配が行われて次世代(F」集団とする)がつくられる過程で
はハーディ·ワインベルグの法則が成り立つとすると, Fi集団では,花色が
赤色の個体,桃色の個体,白色の個体の比はどのようになると考えられるか。
最も適当なものを, 次の①~④のうちから一つ選べ。
赤色の個体:桃色の個体:白色の個体=
2
0 9:12:4 ② 16:8:1 ③ 49:42:9
の 81:18:1
56
c