4 電流と磁界について調べるため、次の [実験1] から 〔実験4] までを行った。
図1
〔実験 1) ① エナメル線を巻いてコイルをつく
り 図1のように, スタンドに固定
した棒に糸でつり下げ U字形磁石
をN極を上, S極を下にして, 両
極の間をコイルの一部が通るように
置いた。
② 次に、 コイルの両端の端子x,y
の間に電源装置, 電熱線, 電流計を
導線を用いて接続した。 ただし, 端
子xは電源装置の端子に, 端子y
マイナス
は電流計の5Aの一端子に接続した。
③ 電源装置の電圧を0Vから少しず
つ大きくした。
【実験1] の③では、図1の矢印Pの向きに電流
が流れ, 矢印Qの向きにコイルが動いた。
[実験 2] ① [実験] の後に, U字形磁石に
かえて円盤状の磁石を、図2のよう
に,N極が上になるようにコイルの
真下に置いた。
② 電源装置の電圧を0Vから少しず
つ大きくして, コイルの動きを調べ
た。
スー
[実験3]
図2
① 〔実験2] の後に、図3のように
コイルをスタンドで固定し, 端子x,
yを検流計につないだ。
② 棒磁石のN極をコイルに向け, 図3
の矢印の向きにコイルの直前まで近づ
けたときの、 検流計の針の動きを調べ
た。
[実験3] の結果, 検流計の針は一側に振れた。
[実験4] ① [実験3] の後に、図4のように,
端子x,yの間に電源装置と電熱線を
導線を用いて接続した。 さらに, コイ
ルの中を通るように水平に台を置き、
コイルの中心に方位磁針Aを, コイル
の真下に方位磁針Bを置いた。
② 電源装置を調節して電流を流し, 方
位磁針A,Bが指す向きを調べた。
図3
図4
— (6) -
糸
コイル
台
N
端子 x
ND
磁石
N
y,
南
電流計
R
T
端子 x
X
検流計
端子
方位磁針A
方位磁針B
西
北
OM4 (695-30)