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[思考 判断 論述
70 / 自律神経とホルモン 次の文章を読み、下の各問いに答え
)から出て
)の下部から出
各臓器へ分布しており、シナプスでは神経伝達物質として主に(オ)が利用されている。
一方で,血圧の降下などに関わる(カ) 神経は中脳,延髄および(エ
哺乳類の体内の状態は、主に(ア) 神経系と(イ)系により調節されている。
(ア) 神経系のうち, 血圧の上昇などに関わる(ウ) 神経はすべて エ
て各臓器へ分布しており, 神経伝達物質として主に(キ)が利用されている。
a (ウ)神経系と(カ)神経系は,一方の神経系が働いている場合には他方の神経系
が抑制される関係にある。 これらの働きは上位の中枢である(ク)脳の(ケ)により
調節される。(イ)系においては(イ)腺から分泌されたホルモンが, 血流を通りそ
れぞれ特定の細胞に働きかける。 このような細胞は(コ) 細胞と呼ばれ,その細胞膜表
面や細胞内部に特定のホルモンと結合するための受容体をもつ。
ベイリスとスターリングは,すい液分泌のしくみを調べるために次のような実験を行っ
た。 小腸に分布する神経を丹念に切除した犬を準備し, その犬の小腸の中に水で希釈し
た塩酸を通したところ, すい臓からすい液が分泌された。 次に,
はぎとった小腸粘膜に
水で希釈した塩酸を混ぜてすりつぶした。 そのすりつぶしたものから抽出したエキスを別
の犬の静脈に注射した結果, この犬のすい液が多量に流れだした。
問1. 文章中の(ア)~(コ)に適切な語を入れよ。
問2. 下線部aに示されている(ウ) 神経系と(カ) 神経系の役割について記述した
下の表に示す組み合わせで, 誤りを含む番号を選択せよ。
組み合わせ
(1)
(2)
(3)
(4)
問3.下線部bの「水で希釈した塩酸」はどのような目的で使われたか説明せよ。
問4.下線部cの実験から,すい液を分泌させるしくみについて判断できる事柄を説明せよ。
問5.文章中に示したベイリスとスターリングによる「水で希釈した塩酸によるすい液分
泌」の実験結果だけから考えられることとして, 合っているものには○を,間違ってい
るものには×を,それぞれ記入せよ。
部位
ひとみ
心臓拍動
立毛筋
排尿
| 神経系の作用
拡大
促進
弛緩
抑制
(1) 神経は関与するが,ホルモンは関与しない。
(2) 神経は関与せず, ホルモンは関与する。
(3) 神経, ホルモンのどちらも関与する。
(4) 神経,ホルモンのどちらも関与しない。
ヒント)
問3. 通常はどのような状態になるとすい液が分泌されるかを考える。
76 2編 ヒトのからだの調節
神経系の作用
縮小
抑制
収縮
促進