第Ⅱ章
物質の変化
思考実験論述]
191. オゾンの定量■空気中に含まれるオゾン0g を定量するために、 次の実験を行った。
実験10℃, 1.013 × 105 Paの空気500Lを ヨウ化カリウム KI 水溶液に通し, すべ
実験 2
①
てのオゾンを還元させ,そのオゾンと等しい物質量のヨウ素 12 を生じさせた。
この水溶液にデンプン水溶液を5滴加え, 2.0×10mol/Lのチオ硫酸ナト
リウム Na2S203 水溶液を滴下した。 水溶液が無色になるまでに20mL を要した。
(1) 下線部①の変化を化学反応式で記せ。 ただし, 下線部 ①におけるオゾンは,
03+H2O +2e
O2+2OH-のように反応する。
(2) 下線部 ②の変化を化学反応式で記せ。 ただし, 下線部 ②において, チオ硫酸イオン
は, 2S2032 S4062 + 2e - のように反応する。 RAY JUCE
(3) 下線部②で, デンプン水溶液を加える理由を15字程度で記せ。
(4) 空気 500Lに含まれるオゾンの物質量 [mol] を, 有効数字2桁で求めよ。
(1)
ませ
また、
せ。
NO
大)
剤