解答:別冊5ペ/ッ
UNIT 4
2
実践問題
1
行った。図1のように,校舎の壁から10.0㎡離れたA地点にマイクロホンを置き,
たき、拓也さんがA地点での音の波形を記録した。このとき, A, B地点は校舎の壁に重。
な同一直線上にあり,風はなかった。図2は, A地点で記録した波形を示したもので、
く熊本県)
最大の振幅を、bは手をたたいた直接の音と校舎の壁で反射した音の間隔を示したものでお
る。
図2
図1
a
拓也さんコンピュータ
マイクロホン
校舎の壁
10.0m
b
-A地点
2.0m
博樹さんB地点
[1] 図2について, bの時間の間隔は0.0580秒であった。結果から推測される音の速さは何m/s
か。小数第1位を四捨五入して答えよ。
答え
[2] 図1について, 手をたたく音を大きくして同様の実験を行うと,最大の振幅は図2のaと比
べての{ア大きくなる
A地点から校舎に向かって5.0m近づけて同様の実験を行うと,手をたたいた直接の音と校
舎の壁で反射した音の時間の間隔は,図2のbと比べて② {ア 大きくなる
る ウ変わらない)。①, ②の { }の中からそれぞれ正しいものを1つずつ選べ。
イ小さくなる
ウ変わらない)。また,図1のマイクロホンを,
イ小さくな
2②
答え
実験を終えた2人は, ほかの方法で音の速さを調べることができないかと考え,「ピッピッ
ピ…」と一定の間隔で音が鳴る電子メトロノームを2台使った実験を計画した。
【実験)
2人が同じ地点に立ち, 電子メトロノームの音が鳴る回数を,1分間当たり
I
240回に設定し,2台の音を同時に鳴らし始める。
1台を拓也さんが持ち, もう 1台を持った博樹さんが拓也さんから遠ざかっていく。
I 2台の音がずれてくることを確認し, 再び音が一致したところで博樹さんが止まり
2人の間の距離を測定する。
I
[3] 下線部がd[m] のとき, 実験から求められる音の速さは何m/sか。dを使って表せ。ただ
風の影響は考えないものとする。
答え