*160.〈リン)
リンは自然界では単体として存在せず, リン酸カルシウム等の形で産出される。l
ン酸カルシウムを電気炉中でケイ砂とコークスと混合して強熱すると,リンは蒸気とた
って発生する。この蒸気を水中に導くと a]が得られる。この a]はbと
c]の関係にある。リンを過剰の酸素中で燃焼させると dが得られる。この
に水を十分に反応させると, リン酸が得られる。
(1) 空欄a
d
日
d]に最も適当な語句を記せ。
B]には化学式を, C]には係数を入れ, 下線部(ア)の化学反応式を完成
(2) 次の A
せよ。
A
+ 3SIO2 + 5C -
3 B
+ 5CO + C P
(3) 下線部(イ)のような操作を行う理由を簡潔に答えよ。
す(4)下線部(ウ)のリン酸は三段階でイオン化する分子で三価の酸である。 リン酸の第一,
第二,第三電離定数 (mol/L) は, 順に25℃で10-2.12, 10-7.21, 10-12.7 である。
0生体内(pH=7.40) で緩衝作用を行う除イオンとして主なものを2つ, イオン式で
[09 福岡大)
た
子
示せ。
房
② 0.0575mol のリン酸に0.500mol/L の NaOH水溶液を加えて, 25℃で pH=7.40
の緩衝液を調製するのに必要な NAOH水溶液の体積 [mL] を答えよ。三段階の中
和反応は段階ごとに順次起こる。必要ならば10°.19_1.55を用いよ。
子
[09 岐阜大)