夏
逆滴定
あるタンパク質を分解して発生した
アンモニアを, 1.00mol/Lの希硫酸
10.0mLに吸収させた。 反応後の溶液
を正確に100mLにうすめ, その10.0mL
を, 0.100 mol/Lの水酸化ナトリウム
水溶液で滴定したところ, 8.50mLを
要した。 タンパク質から発生したアン
モニアの物質量は何mol か。
はじめの希硫酸に含まれていた水素イオンは
10.0
( 2 x 1.00 x -) mol
1000
このうちアンモニアとの中和で残った物質量の 10.0
を水酸化ナトリウ
100
ムで中和したから, 発生したアンモニアの物質量をx 〔mol] とすると,次
式がなりたつ。
10.0
10.0
8.50
{( 2 × 1.00 × mol-x}x
= 1 × 0.100mol/Lx
1000
100
1000
x = 1.15 × 10-2 mol
答 1.15 × 10-2 mol
実験で発生させたアンモニアの気体を, 0.200 mol/Lの希硫酸100 mL に
吸収させて完全に反応させた。 残った硫酸を2.00mol/Lの水酸化ナトリ
ウム水溶液で滴定したところ, 7.50mL を要した。 吸収されたアンモニア
は標準状態で何Lか。
2節 酸と塩基・ 159
241.0x20mol
MO
メチルオレンジを用いた滴定
NaOH
L