20
30
25
20
15
alle
資料 7 血糖濃度とホルモン濃度の関係を考察しよう
食物に含まれる炭水化物は、消化管
内で分解されてグルコースなどとなり
体内に吸収される。 そのため、食事を
すると血糖濃度が上昇する。 血糖濃度
の調節にはインスリンと呼ばれるホル
モンが関わっている。
図15は、健康なヒトとインスリンを
正常に分泌できないヒトの食事前後の
血糖, および, インスリンの血液中の
濃度変化を表したものである。
図をもとにインスリンの働きを推定
し, 血糖濃度が一定の範囲内に保たれ
ることと関連付けて説明しよう。
考察
ポイント
健康なヒト
血 260
220
mg 180
|100
mL
140円
100]
-
- インスリンを正常に分泌できないヒト
- 10 1 2 3 4
経過時間 (時間)
食事
インスリン濃度(相対値)
80
考察 結論
20
-10 12 3 4
↑ 経過時間 (時間)
食事
図15 健康なヒトとインスリンを正常に分泌できない
ヒトの血糖とインスリンの血液中の濃度変化
ムグラフの見方確
●食事による血糖濃度の上昇と, それに伴うインスリン濃度, およびその後の
血糖濃度の変化について、 両者の違いに着目しよう。
●食事後, 上昇した血糖濃度に対して, インスリンにどのような働きがあると
血糖濃度は一定の範囲内に保たれるだろうか。