P(A)のPは「確率」を意味する英語 Probability の頭文字で
ある試行において,どの根元事象が起こることも同様に確か。を求め
数をn(U), 事象Aの要素の個数をn(A)として次のように定め
当たりが2本入っている6本のくじから1本を引くとき
|事象の確率
2個の
5
あり
事象4の確率
さい
事象4の起こる場合の数
n(A)
ミ
P(A)=
B
表
注意
例
りを引く確率を求めてみよう。
全事象をひとし,当たりを引くという事象をAとする。
14
10
当たりくじをa, az, はずれくじをb, be, bs, b,とする
U={ai, az, b., be, b3, ba), A={ai, a}
よって,当たりを引く確率は
n(A)
P(A)=
n(U)
2_1
エ
6
3
区別できないくじでも,上のように1本ずつ区別することに
根元事象が同様に確からしくなる。
注意
1個のさいころを投げるとき,次の確率を求めよ。
28 (1) 偶数の目が出る確率
練習
(2) 3以上の目が出る確三
2枚の100円硬貨を同時に投げるとき,次の確率を求めよ。
29 (1) 2枚とも裏が出る確率
練習
(2) 表と裏が出る確率
2 第1章 場合の数と確率