資料
I エンドウは被子植物であり,① に花粉がつくことで受粉が行われる。 受粉後
花粉からは花粉管が胚珠へ向かってのび,この花粉管の中を ② が移動する。
ⅡI エンドウの遺伝子は対になって存在している。 ② などの生殖細胞がつくられる
とき, 対になっていた遺伝子は、分かれて別々の生殖細胞に入る。このことを③
の法則という。
実験
Ⅰ 実験前の準備として, エンドウの種子を丸形に
する遺伝子をAとし, しわ形にする遺伝子をaと
して, 遺伝子の組み合わせがAA, Aa, aa で
あるエンドウを,この順にAA型, Aa 型, aa
型と表すことにした。
ⅡI エンドウの丸形の種子を育てて, 自家受粉が起
こらない条件で,親P, Qとしてかけ合わせた。
このかけ合わせでできた子Rの種子は. すべて丸
形だった。 親の遺伝子の組み合わせはわかって
いなかったが、 親QはAA型であることがわかっ
ていた。
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親P
子R
Aa
AA型の親Q
Aa型の株S
Am
孫T
子Rの種子をすべて育てて、 自家受粉が起こらない条件で, 丸形の種子から育てた
Aa型の株Sの花粉を使って受粉させた。その結果, 子Rがつくった孫Tの種子には,
丸形のものとしわ形のものがあった。 図は, 実験の流れを模式的に表したものである。
(4) 孫Tについて、丸形の種子としわ形の種子の理論上の数の比(丸形:しわ形) を、最も簡単
な整数の比で表しなさい。ただし、実験において、いずれの株も同じ数の種子をつくったも
のとする。