センター試験 改
304 反応速度次式で示す物質Aと物質Bの間で進行する反応を考える。ただし,
反応は均一な溶液中で行い, 反応中の温度は変わらず, 反応の進行に伴う反応溶液の体
積変化はないものとする。また, 反応速度はモル濃度の変化で定義する。
A+ B → P
反応速度を測定するために, 一定の時間間隔で生成物Pの濃度を測定した。反応は
AとBを混合すると同時に開始した。 反応開始時 (t = 0)のAとBの初濃度はそれぞれ
[A] および [B] であった。 反応開始時にPは存在しておらず、反応開始後の時間 =
の濃度は[P]〟であった。この反応溶液の体積はVである。
(1) 反応開始から遠くない時間内において、反応開始時からt=までの平均の反応速度
は、反応開始時の瞬間の速度である反応の初速度 と等しかった。 no を [P]とを
用いて式で表せ。
Aad
(2) 反応開始時(t=0)におけるAの物質量は [A]V で表される。反応時間」における反
応溶液中のAの物質量を20, [A] 0, 4,Vを用いて式で表せ。
九州大改
VIAS