生命の連続性
マツバボタンの花の色の遺伝について調べるため,次の観察1,2を行っ
た。これについて, あとの(1), (2)の問いに答えなさい。 ただし, マツ
バボタンの花の色は, メンデルが発見した遺伝の法則にしたがって決
まる。また,花の色を赤にする遺伝子を R, 白にする遺伝子をrとする。
〈千葉県)
観察1 図1のように,赤い花をつける純系のマツバボタンと白い花をつける純系
のマツバボタンを親としてかけ合わせた。このときできた種子をまいて育っ
た子の代の株は, すべて赤い花をつける株であった。次に, 子の代の赤い花
をつける株を自家受粉させた。このときできた種子をまいて育った孫の代の
株には,赤い花をつける株と白い花をつける株があった。
観察2 観察1の孫の代の赤い花をつける株の中から2株選んで, 株Aと株Bと
した。図2, 図3のように, 株Aと株Bの赤い花をそれぞれ白い花をつけ
る株とかけ合わせた。 このときできた種子をまいて育った「赤い花をつける
株」と「白い花をつける株」の数は, それぞれ図中に示すとおりであった。
図1
図2
図3
親の代
赤い花
白い花
株Aの赤い花
白い花
株Bの赤い花
白い花
子の代
すべて赤い花
赤い花
24株
白い花
24株
赤い花
48株
白い花
0株
孫の代
赤い花
白い花
(1) 次の文章中の
c
」にあてはまるものの組み合わせとして最も適
a
当なものを, あとのア~エから1つ選び, その記号を答えなさい。
であり,株Bの遺伝
観察2から, 株Aの遺伝子の組み合わせは
子の組み合わせはb] であることがわかる。
図1の孫の代の赤い花をつける株の中で, 株Aと同じ遺伝子の組み合わ
せをもつ株の数は、 株Bと同じ遺伝子の組み合わせをもつ株の数のおよそ
a