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特編中演習問題 ヘンリーの法則等 ①
【1】 <XD743C21> 2023 岐阜大学 3/12 後期 エ 応用生物科
はオキシドールとよばれ、日常生活ではコとして利用されている。
必要があれば、次の数値を用いよ。 計算結果は、特に指定がない限り有効数字2桁で示す
こと。
原子:
H=1.0,
C=12.0,
N=14.0,
0=16.0,
Na=23.0,
ミス
Si=28.0.
S=32.0.
Cl-35.5,
Fe=56.0.
I=127.0
2
アボガドロ定数: N =6.02×1023/mol
気体定数: R=0.0821L-atm/(mol・K) =8.31×10 Pa・L/ (mol・K).
気体は指定がない限り理想気体としてふるまうものとする。
ファラデー定数: F=9.65×104C/mol
構造式は、 特に指定がない限り, 次の例にならい簡略に記すこと。
(例)
QH
H
CH2-CH2-CH-NH-C-C17H35
H2N
CH-CEN
次の文章を読み, 以下の問1から7に答えよ。
酸素 O2は2個の酸素原子が結合してできた分子であり, 酸素の単体には酸素 O2の他
にアがある。 このように同じ元素からなり性質が異なる単体どうしは同素体とよばれる。
アは酸素よりもイ強い弱い) 酸化剤である。) 純粋な 02 の気体は 1.013×105
Pa(1.0atm) 25℃では1.0Lの水に 31mL 溶ける。
酸素と各種元素の化合物は一般に酸化物とよばれる。 一般に金属元素とはウ結合,非
金属元素とは 結合による酸化物をつくる。 たとえば, 金属元素の酸化物には (b) 酸化鉄
2NOの反応で生じるNO がある。
(Ⅲ), 非金属元素の酸化物には (c) N2 +02
金属元素の酸化物は水または酸の水溶液に溶ける。 たとえば, 酸化マグネシウムは希塩酸
に溶けオと水を生成する。 非金属元素の酸化物は、水と反応して酸を生じたり、塩基と
反応し塩を生じたりする。 たとえば, 塩素の酸化物である (d) C207 を水と反応させると過塩
素酸が生じる。 過塩素酸のように分子中に酸素を含む酸をカという。同一元素のカ
では,中心原子の酸化数が大きいものほど酸性がキ 強く弱く}なる。 周期表 3~11
族に属する元素はク元素とよばれ、元素であるクロムやマンガンのカの塩
であるニクロム酸カリウムや過マンガン酸カリウムは強力な酸化剤である。
水素と酸素の化合物の一つである(e) 過酸化水素は酸化還元反応において酸化剤としても還
元剤としてもはたらく。 その濃い水溶液はケ力が強く有機物を発火させる。 3%水溶液
特変中演習 ヘンリーの法則等
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1.文中のアコにあてはまる語句をそれぞれ答えよ。 ただし、および
内から適切な語句を選び, 答えよ。
牛には
とした場合全 0.5065 × 10PP
部(a)について、空気中のCのモル分率を0.20
(0.50at) 25℃において 1.0Lの水に溶ける O2の物質量(mol] を求めよ。 水への溶
に関してはヘンリーの法則に従うものとする。
3. 下線部(b)が生成する反応の化学反応式を, 下線部(c)にならって示せ。
問 4. 下線部(c)の生成反応は1.013×105Pa, 25℃では起こらない。 この原因について最も
適切なものを①~③の中から一つ選び、記号で答えよ。
① NO は不安定で存在できないから。
② N2 分子と
O2分子の衝突が起きないから。
③ N2から2N, ならびに 02から20への解離反応の活性化エネルギーがともに
めて大きいから。
5. 下線部(d)の化合物のC1の酸化数を答えよ。
6. 下線部(e)について、 次に示す反応において酸化剤および還元剤としてはたらいている
化合物の化学式をそれぞれ答えよ。
2KMnO4 + 5H2O2 + 3HSO 2MnSO4 +50 + 8H 2 O + K.SO4
7. ある濃度の硫酸鉄(II) 水溶液 100mL を硫酸酸性下 5.0×10mol/Lのニクロム酸カ
リウム水溶液で酸化還元滴定したとき、 滴定の終点での滴下量は14.0mLであった。 この
硫酸鉄(II)水溶液のモル濃度 [mol/L] を求めよ。