2 川の下流にP地点, 上流にQ 地点がある。 PQ間の距離は600mである。 静水に対する蘭子さん
のボートの速度を毎分xm, 梅子さんのボートの速度を毎分ymとし,川の流れの速さを毎分zm
とする。 蘭子さんが、川のP地点とQ地点の間をボートで往復したところ16分かかった。次に,
蘭子さんはP地点から Q地点へ向かって,梅子さんはQ地点からP地点へ向かってそれぞれボー
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トを同時にスタートさせたところ5分後に2人は出会った。さらに, 蘭子さん, 梅子さんがとも
にP地点から同時にボートを漕ぎはじめ, P地点とQ地点の間を往復したところ, 蘭子さんがP地
点に到着してから24分後に梅子さんがP地点に到着した。 蘭子さんと梅子さんのボートの速度, お
よび川の流れの速さはそれぞれ常に一定であるとし,折り返しの際は休まずにすぐ折り返したもの
とする。このとき, 次の問いに答えなさい。
(1) 下線部 ①, ② ③ について, それぞれ, x, y, z を用いて方程式を作ったときに当て
はまる式を答えなさい。