240
基本 例題 149 データの統合による
0000
10個のデータがある。 そのうちの5個のデータの平均値は4,標準偏差は2
であり、残りの5個のデータの平均値は 8,標準偏差は6である。
(1) 全体の平均値を求めよ。
E
準備をそれぞ
(2) 全体の分散を求めよ。
CHART & SOLUTION
データの統合
+(エー
各グループのデータの総和, データの2乗の総和を求める
統合したデータの総和, データの2乗の総和から平均値と分散を求める。
(データの総和 ) (2)(分散)=(2乗の平均値)(平均値)2
(1) (平均値)=(データの大きさ)
基本18
答
(1)2つのデータのグループをそれぞれA,Bとするともう
早代
Aグループのデータの総和は 4×5=20 大 (データの総和)
Bグループのデータの総和は 8×5=40 すると
ゆえに、全体のデータの総和は 20+40=60
データの大きさは10であるから, 求める全体の平均値は
J60
10
-=6
(2) Aグループのデータの2乗の平均値をαとすると
22=α-42から α=4+16=20 (12-7)
Bグループのデータの2乗の平均値をとすると
62=6-82から6=36+64=100
ゆえに、全体の2乗の平均値は
=(平均値)
(データの大きさ)
A, B のデータの大きさ
が同じであるから,全体
4+8
の平均値は, • = 6
としてもよい。
■ (分散) = (標準偏差)=
(2乗の平均値)(平均値)
20×5+100×5
- =60
10
よって, 求める全体の分散は
60-62=24
(2)
ゆえい
全体の2乗の総和は
ax5+bx5
← (分散) =
2乗の平均値) - (平均値)