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2次の傍線部を、敬語に注意して現代語訳せよ
E「たまはりて、見はべらむ」と申したまふを、
( 川
いる°
ニ主である「かぐや姫」に対する敬意
ルめに尊敬語の補助動詞「たまふ」を
(源氏物語,桐蚕)
回(光源氏は)御休所にまかでたまひて、
「与ふ」という一つの動作に、議譲
(枕草子·節は)
8やんごとなき所々に御文聞こえたまふ人も
重ねて用いることによって、朝廷
姫の両者に対する敬意を同時に表現
(源氏物語·桐査)
ことわりに(若宮を)かなしう見奉り侍る。
ル 1ります
日(大納言が帝に)「などかおほせごともたまはぬ」と奏したまふ時に、
る。
当意の方向(謙譲語+尊敬語)
講議語 + 導故語
(大和物語·一五二)
J.40
(あなた様 =作者が、私=遠度に)「仰せはべりしは」
(靖鈴日記·天延二年四月)
敬意の形
「作者)から、
主と動作の受け手へ
*謙譲語+尊敬語
主と闘き手·読み手(読者)へ
→尊敬語+丁寧語
の受け手と聞き手,読み手(読者)
→謙議語+丁寧語
- る順序は固定されている。"