26
力学
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運動方程式
C
物体A(質量 M) およびB (質量)
糸の両端に結び, Aを滑らかな斜面上にお
き,Bを斜面の上端に取り付けた滑車を通
してつり下げる。いま, Aを手で支え, そ
の水平な上面に物体Cをのせてから, Aを
静かに放したら, AはCをのせたまま斜面
に沿って加速度
りおり始めた。Aが距離1だけ進んだとき,
CをAの上から取り去ったところ, Aはその後一定の速度で滑りおり
ていった。
A)斜面が水平面となす角はいくらか。
(2) 加速度運動をしているときの糸の張力はいくらか。
(B) 等速度運動をしているときのAの速さはいくらか。
C4)物体Cの質量はいくらか。
在(5い、加速度運動をしているとき CがAに及ぼす鉛直方向の力はいくら
を
A
B
g
8
(gは重力加速度)で滑
か。
X6) 加速度運動中, CとAの間に滑りを起こさないためには, 両者間
の静止摩擦係数はいくら以上でなければならないか。
(兵庫県立大)
Level(1)~(4) ★ (5), (6) ,
Point & Hint
(1) Cを取り去った後の運動に目をつける。等速度運動は力のつり合いのもと
で起こる。
(2) Bに注目する。
(5)力は2物体間で生じ,それぞれが受ける力の大きさは等しく, 向きは逆向きで
あるという作用·反作用の法則を意識して, Cに注目する。
(6) AC 間に滑りけないか
「AA HE日