ヒント 水晶のようにきらきらと輝くものを読み取
思深めよう 作者の感じ方を踏まえて、自分の意見を書こう
「春はあけぼの。」 「夏は夜。」など「~は….....。」という短い表
現には、言いたいことの核心を簡潔に言い切る効果がある。この
表現にならって、自分はどの季節のどの時間帯がよいと考えるか
を主張する一文を、現代語で書きなさい。
用
21について、どんなところがよいか、自分の意見を人に説明す
活
る口調で書きなさい。ただし、「枕草子」にある「をかし」 「つきづ
きし」「さらなり」などの言葉を一つ以上現代語にして使うこと。
するのは
す。この段では
知 言葉を広げよう
●古文中にある次の言葉は、現代語訳ではどのように表されている
か。現代語訳中から抜き出しなさい。
□1 22 「やうやう」
2285「さらなり」
17
1 22「いと」
1 枕草子
カン
VEN
◆かわいらしいもの (第百四十五段)
立派な服を着せられた子供
寝てしまった赤ちゃん
寝
当に憎らしい」
っしいと思うものが
とても小さな蓮の葉
8
とても小さな
にわとりのひな
9
◆教養に関するエピソード (第二百八十段)
こうろ ほう
香炉峰の雪
ちゅうぐうていし
中宮定子に「香炉峰の雪はどうかしら?」
せいしょうなごん
と言われた清少納言は、「香炉峰の雪」が
とう
はくきょい
すだれ
かか
唐の白居易の漢詩 「香炉峰の雪は簾を撥
げて看る」を踏まえたものだとわかった。
そして漢詩のように簾を巻き上げて見せ
た。中宮定子は満足そうにお笑いになっ
たという。
もちろんわかっていたわよ。
かわいらしいものは
たくさんあるわよ。