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・訳
明道が地方の都市にいた頃、彼は民を見るときには家の者のように見ていた
・解説(簡易)
明道とは
孟子の言葉を読んで、ペーパーテストの点が高くても民の心が分からなければ役人になってはいけないと思い、エリートの道から外れ、地方官として暮らした儒学者の1人です。
しかし地方官としての政治能力の高さや、民の声を聞く能力の高さから、明道先生と呼ばれ市民から慕われました。また民の声を聞くという考え方はのちの多くの学問に影響を与えています。日本で言えば朱子学や陽明学の祖になりますね。
つまりこの漢文を深読みすると
素晴らしい政治を行うためには、市中にあって民の声を聞き、民から意見を聞くときには、敵をも哀れみ慈しむほどの広く穏やかな心を持っていなければならない。明道先生はそんな偉大な人であったことよ。
という意味になります。
ありがとございます