生物
高校生
解決済み

生物基礎 遺伝子についてです。

『人のゲノムは30億塩基対から構成されている。

また、タンパク質をコードしている遺伝子は20000個あるとされている。

ヌクレオチド鎖の一方の鎖だけが端から端まで
転写されると仮定し、

タンパク質の平均分子量を45000、タンパク質を構成しているアミノ酸1個の平均分子量を120としたとき、

ゲノムを構成する塩基対の何%が遺伝子として利用
されていると考えられるか。』

この問題で私は、まず
タンパク質1個あたりの分子量が45000で、
それを構成するアミノ酸が1個当たり120の分子量で
あることから、

45000÷120=375

をして、タンパク質1個あたりに
含まれるアミノ酸の数を求めました。

次に、アミノ酸は一個当たり3つの塩基対から
出来ているので、

375×3=1125

と計算して、タンパク質1個あたりの塩基対を
求めました。

ここまでは理解出来るのですが、解説によると、次に

1125×20000=2.25×10^7

という計算をするそうなのですが、
意味がわかりません。

つまり、
『タンパク質をコードしている遺伝子は20000個』
という文は、
『ゲノム1組あたりのタンパク質の数は20000個』
という解釈なのでしょうか。

長文になりましたが、回答よろしくお願いします🙇‍♂️

回答

✨ ベストアンサー ✨

1125×20000=2.25×10^7 について、言葉で書くと以下のようになります。
「タンパク質をコードしている1遺伝子の塩基対数」×「タンパク質をコードしている遺伝子数」
=「タンパク質をコードするすべての遺伝子の塩基対数」

野帳

以降、遺伝子として利用されている塩基対数が求まるため、あとはこれにゲノム全体の塩基対数:30億で割って100をかけることで%が求まる...という流れになっているのでは、と思います。

野帳

解釈についてはおおよそその通りですが、タンパク質が20000個ではなく、あくまでもタンパク質をコードしている部分が20000カ所です。タンパク質の数や種類についてはこの文からは断定できません。
1125が「1つのタンパク質をコードする塩基対数」であり、コードしている塩基対の配列を遺伝子と呼んでいるのですから、言い換えると「タンパク質をコードしている1遺伝子の塩基対数」となります。

返信遅れました🙇‍♂️
詳しい説明ありがとうございます。

読んでみて、多分私は「タンパク質をコードする」の
意味が怪しいです。

調べてみたのですが、腑に落ちていません。
別のところで質問してみますので、もし時間があれば
回答していただきたいです🙇‍♂️

すみません、解決しました。
ありがとうございます🙇‍♂️

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