生物
高校生
解決済み

非競争的阻害は、どうして基質の濃度に影響されないのですか?

回答

✨ ベストアンサー ✨

まず、阻害剤がない場合
 酵素の活性部位に、基質が結合して反応が進む

競合阻害
 競合阻害剤は酵素の活性部位に結合して、反応を阻害しようとする
 基質と競合阻害剤は酵素の活性部位に結合したいため、基質と競合阻害剤は争うことにな   
 る。そこで、基質の濃度を濃くすると、基質の量が多くなるため、酵素の活性部位を狙った
 争いに基質が勝ちやすくなる。なので、基質の濃度をあげると、反応が進みやすくなる 

非競合阻害
 非競合阻害剤は、酵素の活性部位以外の所に結合して、基質と酵素の反応を阻害しようとする。この場合は、非競合阻害剤と基質が争っているわけではないので、基質の濃度をあげても反応速度に影響しない。

分からなければ質問してください
下に貼ったところが、図で説明してくれています
https://sgs.liranet.jp/sgs-blog/5264

ゲスト

ありがとうございました!
理解出来ました!!

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回答

非競争的阻害は、
・酵素自体の立体構造を変化させ、基質との結合を妨げる
=基質が多かろうと少なかろうと、酵素の(活性部位の)立体構造が変化すれば、基質の結合できず、触媒としての機能を果たせない
・酵素-基質複合体を阻害する
阻害剤が、基質と結合した酵素を標的とし、複合体のままにしてしまう
=基質が増えても、酵素は複合体のままなので、反応が進まず、触媒としての機能を果たせない

といった例があります。

ゲスト

ありがとうございます!!
おかげで理解できました!!

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