✨ ベストアンサー ✨
①国民議会 フイヤン派
②立法議会 ジロンド派
③国民公会 ジャコバン派
④総裁政府
⑤統領政府
※国民議会・立法議会・国民公会については省略します。
ナポレオンが現れたのは総裁政府が出来たころです。
ナポレオンは「コルシカ島」生まれで、若くして「フランス軍」で有力な軍人となりました。
ちなみに、士官学校(軍人養成学校)では砲兵としての訓練を受けていたそうです。
「イタリア遠征」でオーストリアを倒したりと、華やかな業績を上げていきました。
一方、フランス本国では、テルミドール9日のクーデターによって国民公会(ロベスピエールなど)が処刑され、新たに「総裁政府」ができました。
この総裁政府というのがまた無能で、国民からは不満が溢れました。
憲法を制定しても、政府を作っても、混乱の相次ぐ世の中でした。そんな状況のフランス本国では、圧倒的に強い力を持つ「軍隊・軍人」に政治を任せたらいいじゃん！っていう意見が出てきました。その噂を聞き付けたナポレオンはエジプト(その時はエジプト遠征中)からフランス本国に駆けつけ、「総裁政府」を倒して新たな政府を作りました。
ナポレオンが総裁政府を倒した出来事を「ブリュメール18日のクーデター」といい、その後ナポレオンが作った政府を「統領政府」と言います。
国民からは絶大な支持を得ました。
①権利の保証
②フランスの強国化
①についてですが、ナポレオンは、フランス革命で国民が得た権利を「ナポレオン法典」によって守りました。
※世界三大法典
ハンムラビ法典
ローマ法大全
ナポレオン法典
これは国民に喜ばれました。
②についてですが、ナポレオンは圧倒的軍事力によって、外国に勝ちまくり、どんどんフランスを強い国にしていきました。
さすがのイギリスやロシアもビビる程強い国になりました。
こんな感じで、国民に広く支持され、「英雄」として扱われているんです(^^)
歴史上の人物で幼少期から死ぬまで人生が語られる人なんてナポレオンくらいですから(^^;
今回は「英雄と呼ばれた理由」についてでしたので、良い面しか扱いませんでしたが、もちろん、ナポレオンにも非難すべき面もあります。
そこら辺も意識した上で勉強するといいと思います！(^^)
ちなみに、ナポレオンの悪い面に注目するなら、スペインの話が分かりやすいです(^_^)
ナポレオンは、スペインを支配下におき、強力な統制をしました。
それに対して、スペイン国民は反乱を起こしました。
しかし、ナポレオンはそれを抑え、反乱者を処刑していきました。
世論が「自由の象徴・英雄ナポレオンがなんで自由を奪うんだ！！」って感じになりました。
スペインの王室関係者は、画家のゴヤに依頼して、「1808年5月3日」という絵画を描かせました。
こんなに詳しくありがとうございます！！！😭😭