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ヴァレンシュタインは、若い時から皇帝に仕え、プロテスタント軍との戦いで活躍しました。
皇帝フェルディナント2世からの信任も厚く、皇帝に軍資金や兵を提供して、皇帝軍総司令官(皇帝軍のトップ)に上り詰めます。
戦上手で、たくさんの武功を挙げて、名声を高めました。
しかし、ヴァレンシュタインは新しい軍税制度を作って占領地から取り立てたため、他の友軍から不満を持たれていました。
当時の軍は、ほとんどが傭兵で、報酬は、「侵攻した先で、自分でぶんどる」ものだったのに、占領地からはヴァレンシュタインが取り立ててしまって、傭兵の報酬が激減したからです。
また、そもそも貧乏貴族だったヴァレンシュタインが成り上がっていくことを、よく思わない貴族もたくさんいました。
そんな中、フェルディナント2世が、ハプスプルク家の権力を確立するため、新しい法律を作ります。
プロテスタントの勢力の削減と、諸侯の軍事力を制限する「復旧令」は、発布した途端、プロテスタントからもカトリックからも大反発が起こります。
諸侯から、法律の撤回と、ヴァレンシュタインの罷免を求められ、フェルディナント2世は、逆に窮地に陥ります。
また、この頃起こったイタリア・マントヴァ公国の継承問題に、ヴァレンシュタインを派遣しようとしたのに拒否されたことから、フェルディナント2世とヴァレンシュタインの仲も険悪になります。
その結果、ヴァレンシュタインは地位を剥奪され、宮廷を離れることになったんです。
ちなみに、翌年、ドイツに攻められてピンチになったフェルディナント2世は、すぐにヴァレンシュタインを総司令官に復帰させています。
しかし、復帰してからの戦績はあまり良くなく、まもなく暗殺されることになりました。
返信が遅くなってしまい大変申し訳ございません🙇
授業プリントは教科書に載っていないことも書いてあったりと、説明不足なところが多々あるので本当に助かりました💦
授業で詳しいところを先生に聞かれたのですが、きちんと答えることが出来ました!
本当にありがとうございました!