2n=8なので、減数分裂すれば、n=4の生殖細胞(配偶子)が出来ます。
元の細胞には、染色体が4種類2本ずつあるわけですが、
すべての遺伝子がヘテロであると書かれています。
例えば、A a, B b, C c, D d, と4種類(Aとaなど同じアルファベットは同じ染色体の内容違いと考えて下さい)
の染色体が合計8本あるわけです。
減数分裂でできるn=4の染色体の組み合わせは、
4種類の染色体2本ずつ から4種類1本ずつ選ぶので、
各染色体ごとに、二通りの選び方があるので、2の4乗通りの染色体の組み合わせがあります。
上の例で言えば、
Aかaから1本, Bかbから1本, Cかcから1本,Dかdから1本
という選び方です。
これを、解説では
4本の染色体のそれぞれに2種類つくられる
と書いています。
で、その組合わせの計算式は、上に書いた通りです。
組換えが1つの相同染色体で起こった場合、
たとえば、Aとaで組換えが起こったとすると、
組換えで生じた「染色分体」をA',a'とすれば、
二価染色体では、A A' a' a の4種類の染色分体ができることになります。
これが、2回の分裂で娘細胞に伝わるので、
組換えの起こった染色体では4通りのバリエーションがあり、
起こっていない残り3種類の染色体は2種類ずつのバリエーションしかないので、
全組み合わせの計算は、解説に書いているようになります。
ありがとうございます!復習します🙇♀️