生物
高校生
解決済み

酵素について調べる実験です。
ゼラチンの中に
パイナップル・加熱したパイナップル・オレンジ・加熱したオレンジを入れて常温に置いてから冷やします。そうするとパイナップルのみかたまりませんでした。
①このことから考えられることは何か?(考察)
②常温にせずすぐに冷やしたらパイナップルのゼリーもかたまっていた。何故か?
③ゼラチンをとかして冷やしかためたゼリーの上にパイナップルをおいて溶かす実験を行った。生のパイナップルを置いた場合だけでなくレモン汁に漬け込んだパイナップルをおいた場合にもゼリーはとけた。どのようなことが考えられるか2つ以上あげよ。
④③を確かめるためにはどんな実験を行ったらよいか。

どなたか教えて頂けませんか‪(;-;)‬

回答

✨ ベストアンサー ✨

① (前提として、「ゼラチンはタンパク質である」)
パイナップルには、タンパク質分解酵素が含まれていて、タンパク質であるゼラチン(基質)に作用して、固まらなかった。
加熱したパイナップルでは、タンパク質分解酵素が加熱により失活したため、ゼラチンは固まった。
オレンジには、タンパク質分解酵素が含まれていないので、ゼラチンは固まった。また、オレンジを加熱することは、実験に影響しない。
② ゼラチンとパイナップルを常温に置くことで、パイナップルのタンパク質分解酵素は触媒作用を示した。すぐに低温にした場合は、酵素-基質複合体の生成頻度が低下し、触媒作用がほとんどなく、ゼラチンは固まった。
…でも、固まらないと思います。固まったとしても通常よりは「ゆるい」はず。
③ パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素は、酸性条件下でもはたらく可能性がある。
また、レモン汁にもタンパク質分解酵素が含まれている可能性がある。
レモン汁だけで実験を行い、ゼラチンが溶ければ、レモン汁にもタンパク質分解酵素が含まれていることになる。
レモン汁でゼラチンが溶けなければ、パイナップルに含まれるタンパク質分解酵素が酸性条件下でも触媒作用を示すことが分かる。

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