物理
高校生
解決済み

すみません。これだけどうしても問題文の意味から理解出来なくて。どう答えればいいのか、ヒントだけでも教えていただけると助かります…

2. ヘルムホルツエネルギーは刀ニリー79 で定義される. 定温・定積におけるヘルムホルツ エネルギー非増大則 7が < 0 を示せ.

回答

✨ ベストアンサー ✨

高校の範囲を越える発展的内容ですが、
よく頑張って学習されていますね!

ヘルムホルツエネルギーは自由エネルギーというものの一種です。定温・定積条件について考える時、ヘルムホルツエネルギーが登場します。

他にギブスエネルギーという自由エネルギーもあるので、興味があったらその違いなんかも調べてみてください。

F=U-TS

F ヘルムホルツエネルギー
U 内部エネルギー
T 温度 (℃ではなく、K)
S エンタルピー

を指しています。

さらに前提条件として、

熱力学第一法則
熱力学第二法則
を知っておく必要があります。

おそらく、第一法則は高校でやったかな…?
dU=d'Q+d’Wというやつです。

第二法則が難しいですね。
「孤立系のエントロピー変化は増大する」
というものです。d'Q≦TdS

エントロピーは断熱下における不可逆性を示す指標
(「乱雑さ」を表すというイメージでOKだと思います)

F=U-TS

両辺を物質量Nで微分します。
(この場合は文字が複数ある中で1つの文字について微分する=偏微分となります)

dF=dU-(SdT+TdS)

等温条件なので温度変化dT=0より、

dF=dU-TdS

次に、熱力学第一法則より、dU=d'Q+d'W

ただし、定積条件なので仕事W=0
つまりdU=d'Qとなり、

dF=d'Q-TdS
となります。

熱力学第二法則よりd′Q ≤ TdSであるため、

dF≦0が示されました。

ヘルムホルツエネルギーが分かると反応がどちら向きに進むのかなどが分かる指標です。

長くなってしまいました。
細かい言葉など分からなかったかもしれませんが、大学に入ってから理工系ならばきっとやる内容ですので、もし興味を持ったら調べてみてください。

それでは引き続き、勉強頑張ってください(^^)

うわぁぁぁぁん!!ご丁寧な説明、ありがとうございます。
丁度ギブスエネルギーとヘルムホルツエネルギーを触っている段階でして…難しくて普通に混乱していました(笑

そうなんです!第2法則が難しくて…「乱雑さ」のイメージで行こうと思います。ご丁寧にご説明ありがとうございます!!大変助かりました…!

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