✨ ベストアンサー ✨
リン脂質の中にタンパク質が存在するというのは書かなくていいです。それを大前提で行なっている実験だからです。この実験はチャネルやポンプなどの膜タンパク質がリン脂質の中(細胞膜上)を自由に動けるかどうかを調べる実験です。パズドラの石の移動みたいなのをイメージしてください。膜タンパク質やリン脂質がゴロゴロと動く訳です。この状態を流動モザイクモデルというのです。
したがって回答は「細胞膜に存在するタンパク質は自由に動くことができ、均一に広がる」が良いでしょう。
この均一に広がるというのは、観察部分が黄色になったという問題文から読み取れます。不均一であれば、緑色の部分や赤色の部分も出来るはずです。
この"均一"が理解できれば(2)も分かると思います。あくまでも均一に広がるので、色の濃さ(蛍光強度)が強い時があったり弱い時があってはダメですね。
したがって、レーザー照射前とレーザー照射後(一定時間経過後)は同じ強度になるはずです。
レーザーを照射してからしばらくは、ゆっくりと色の付いたタンパク質が観察領域に流入してくるため色の濃さは徐々に回復していきます。これらのことを踏まえると②が正解です。
ありがとうございます!
上から3行目、少し訂正です!
細胞膜には膜タンパク質以外にも細胞接着に関わるタンパク質もありますので、この実験では、それらをひとまとめにしての「タンパク質」です。