物理
高校生

物理基礎で、いつどの公式を使えばいいのか分からなくなってしまいます。
正しい公式を使うコツを教えて下さい。

問題文に、何の数字が出ているかなど。

回答

まず物理基礎で有れば力学、熱に関するもの(熱力学)、波、電気(電磁気学)、原子(中学で習った基礎的なもの)というふうに分かれています。原子は覚えればいいのですが、他の分野は数式を使わなければいけません。まずはその問題がどの領域に属するか確認しましょう。そして大前提ですが、公式丸暗記はやめましょう。その公式をしっかり証明できる、またはその公式が言いたいことをしっかり理解するということをしましょう。
なぜこれが必要かというと、まさしくこれがどの公式を使えばいいかに直結するからです。例えば運動方程式だと、力を加えれば加速度が生じるということを述べています。
左辺が原因、右辺がそれに対する結果になります。この意味さえわかっていれば、例えば物体に力が加わっている時(例えば重力)その物体の加速度は幾つでしょうという問題に関しては運動方程式を用いるのだなというのがわかるのです。さらに、加速度の意味が分かっていれば、そこから速度を出すのは容易なので、速度を求めよという問題も等加速度直線運動の公式から分かってしまいます。(ぶっちゃけ力学に関しては本当は運動方程式さえ覚えていればあとの公式は微分やら積分やらで簡単に導出できるのですがここでは割愛します)。この考えさえあれば、例えその問題が解けなかったとしても後で解答を確認した時、やりやすくなると思います。
ただ、問題によっては問題文になにが条件となっているというのがわかりにくい場合があると思います。それこそ問題演習で身につけて行ってください。例えば振り子の問題も大体速度を求めよというものなのですが、問題演習をやっているとこれは本質は力学的エネルギー保存則が成り立っているという条件があってそこから求める問題なんだなというふうに分かってきます。
こうすることでただなんとなく問題演習をやっているよりも何倍も意味を持ってくると思います。
長いかつ拙い文章で申し訳ありませんが、これからの学習がより良くなることを期待しております。

とぅご

あと公式以外にも、物理には色々な解法テクニックがあると思います。それについてもなんでそうするか考えるとやりやすいです。
ex)斜面の問題について、2成分に分解するのはこうすることによってx.y成分について各々を見てあげればいいのでやりやすくなる。

とぅご

すいません運動方程式の説明についてはF=maとした場合です。しかし、通例運動方程式はma=Fと書かれます。これは物理では原因となるものを右辺に書くことが多いからです。

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