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【結論】
この場合はaにプラスまたはマイナスの符号が含まれていると考え、鉛直下向きを正とし、加速度の向きも一旦この向きと考えます。
よって、
Ma=Mg-2T
となります。
なんらかの数値が与えられ、物体1が上昇するような条件であれば、勝手にaはマイナスの値として得られるという考え方です。
【なぜそのように判断できるのか】
問題文中には、「加速度をaとし」とあります。つまり、加速度→ベクトル量→向きと大きさをもつ量を鉛直下向きを正としてaとおく、と読み取れるのです。
(aという文字に向きの情報も入ってるよ!という解釈)
~今後の勉強で気を付けるべきこと~
上記のように「加速度をaとし」とされる場合もあれば、「加速度の大きさをaとし」とされる場合もあります。
この違いは、aの中に符号をもつかもたないかです。
基本的に、物体の運動の向きや力の向きが明確であれば、後者のような表現をとり、その文字の前に符号をつけて+aまたは-aという形で向きと大きさを表現するのが分かりやすいですし、これが通常のアプローチです。
一方、「物体がどちらに動くかわからない」ような、問題文の条件だけではベクトル量の向きが判断できないようなシーンもあります。
そのような場合は、前者のような表現をとり、その文字の中に符号が内在するという手法をとります。
※
問題を解く際、こうした符号が内在するかという点においては、
①問題文で文字が与えられている場合は正確に読み取る
②自分で文字を置く場合には、どちらが便利かを判断する
という点に注意してください。
詳しい解説本当にありがとうございます😊